早い時間にベッドに入っても、若いときのようにあっという間にグーグー眠れるわけでもなく、うつらうつらしながら熟睡モードに入ったのは、何時だったのだろうか?
朝、今一つ目覚めが良くないのは、運動不足だろうか?質の良い睡眠をしていないからだろうか?
そんな疑問の答えを教えてくれる電子機器を見つけました!
私が購入したスマートウォッチは、腕時計型なので家の中でもずっと付けていられて一日の正確な歩数がわかったり、心拍数も測定できたり、寝ているときに付けていると睡眠時間と睡眠の状態を記録してくれるという健康管理ツールです。「スマート=賢い」名の通り、色々な機能が搭載されています。
スマートフォンと連携されているので、携帯でも数値や状態をチェックできます。税込3,980円(送料無料)という価格に惹かれて試してみようと購入しましたが、自分が使いたい機能だけでも十分満足できるものなので、ご紹介したいと思います。

スマートウオッチについて

スマートウオッチ(Smartwatch)とは、小型のタッチスクリーンとCPUを搭載した、多機能な腕時計型のウェアラブルデバイスのことです。
「ウェアラブル端末」とは、その名のとおりWearable(身につけることが可能)な情報端末のことです。スマートフォンを取り出すことなく、簡単に情報を得ることができ、文字盤部分にタッチディスプレイを搭載したタイプは、通話やメール、SNSなども通知や返信ができるほか、スマートフォンと連携させることでさまざまなアプリを使用することができます。
さすがスマートフォンとの連携アイテムです。2015年4月にアップルから「Apple Watch」が発売され、10月には、マイクロソフトが健康管理を目的としたリストバンド型ウェアラブル端末「Microsoft Band」が発売されました。
ビジネスなどで有効に使うためには、多くの機能が搭載された多機能のモデルが必要かもしれませんが、高額なものが多いです。フィットネス・健康管理ツールとして活用するだけなら、手軽な価格で購入できるものもあり、日々の生活改善に十分役立てることができます。
SOUNDPEATSのスマートウォッチ「WATCH1」

私が購入したのは、SOUNDPEATSのスマートウオッチ「WATCH1」です。ボディは樹脂製で、ディスプレイは表面に強化ガラスを用いた1.4型、バンドはシリコン製で留め具部分は樹脂製のシンプルなデザインです。
樹脂製といっても黒色に近いものなので、質感に安っぽさはなく、35gという軽さから長時間装着しても気にならない、使い勝手の良いスタイリッシュなスマートウオッチです。
本体サイズ | 48x36x11.5mm |
ベルトの太さ | 20mm |
重量(ベルトを含む) | 35g |
タッチパネルサイズ | 1.4インチTFT LCDスクリーン(高鮮度) |
解鮮度 | 320*320 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.0 |
搭載センサー/モニター | 心拍数モニター、加速度センサー |
バッテリー容量 | 260mAh |
バッテリー持続時間 | 15日間(心拍モニターを常に有効にした場合) |
防水防塵レベル | IP68 |
使用可能温度 | -20°C~45°C |
連携アプリ | SOUNDPEATS SPORTS |
対応可能OC | Android4.4/iOS8.0以上 |
防水レベルがIP68という数値は、長時間水没しても浸水しないレベルですので、お風呂やプールでも使用可能というものですが、あまり長い時間水に浸けているのは危険かもしれません。日常の生活の中で雨に濡れたり、キッチンで水を被ったりするなどには十分対応できます。
状態 | その日歩いた歩数、距離、消費カロリー |
心拍数 | 心拍数を測ります。一日のデータや過去の心拍数データもわかります |
トレーニング | 室外ジョギング、ウォーキング、サイクリング、山登り、エアロバイク、ヨガ、 室内ジョギング、フリートレーニング、体操、バスケ、サッカー、 船漕ぎなど12種類のトレーニング対応 |
お天気 | 三日間天気と現時点の気温を表示 |
睡眠 | 睡眠時間と睡眠の状態(レム、ノンレム)を記録 |
メッセージ | 通知内容の確認ができます |
音楽 | スマホの音楽再生をコントロールします |
その他 | タイマー、カウントダウン、端末を探す等のユーティリティ機能を利用できます |
設定 | 文字盤デザインの変更、画面の明るさ調整等の設定が可能です |
購入にあたって惹かれたところはたくさんありますが、価格がリーズナブルなこと、操作が簡単なところ、防水防塵対応、35gという軽さ、睡眠モニター機能で睡眠を分析し、自分の睡眠パターンを把握できること、座り過ぎの対策機能があり、座りっぱなしをしていると通知があること、時間の確認は勿論、一日歩いた歩数や歩いたkm、消費したカロリーなども確認できることなどです。日常的に何気なくやっている動作・行動などが数値で確認できるというのは生活のアドバイサーのような存在です。
自宅でのトレーニングでも、ストレッチや簡単なフィットネスにも対応していて、運動時間、心拍数(bpm)、消費カロリー(kcal)などを知ることができます。ジョギングが趣味だったり、フィットネスジムなどに通っている方は、スポーツのタイプに応じてリアルタイムの位置や運動スピードなど詳細なデータも記録されます。
床に何度か落としてしまいましたが、全く壊れなくてかなりタフなスマートウオッチという点でもお気に入りです。
携帯アプリへの連携と充電方法

商品と一緒に届く使用説明書に、QRコードが載っていてそれを自分のスマートフォンで読み取り、「SOUNDPEATS SPORTS」アプリをインストールします。アプリを開き、「デバイス」画面にて「デバイスを追加」タップします。まず会員登録をしてからログインです。自分の個人情報(年齢・身長・体重など)を入力して、正確な数値が反映されるようになっています。
携帯に連携されるので、携帯でも数値を確認することができます。携帯では一日の心拍数の変動や睡眠の時間に沿った記録、歩数でも一日の時間の中でどの時間に沢山歩いているなどをグラフで確認できるので、非常にわかりやすく生活のバロメイターになっています。
商品に付属している専用の充電ケーブルの金属端子を腕時計のマグネット式充電接点にパチっとくっつけて充電します。バーテリー持続時間は約2週間と長い上に、充電時間もあまりかかりません


本体の使い心地

デフォルトのメインには、シンプルなデジタル時計が表示されます。右についているボタンと画面タッチで操作します。
腕時計のボタンを3秒長押しで電源がオンになります。メイン画面に戻ったり、一つ前の画面に戻ったり、トレーニングを一時停止したり中止したりするときにボタンを使います。
それ以外はタッチパネルですので、メインから上下左右にフリックすると、画面が変わります。(フリックとは、英語でこするという意味で素早く動かして弾くという意味なので、タッチパネルのスライド操作のことです)

画面が大きいので文字も読みやすく、フリックしていくとメニューもどんどん変わっていくので使い勝手がいいです。
- 睡眠測定機能
軽いので睡眠時に装着して寝るのにも抵抗がありません。(その点が一番心配でした)
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。その種類は脳や身体の状態の違いから区別されるといわれています。レム睡眠 : 夢を見る睡眠段階といわれ、脳は活動していますが身体の筋肉の緊張感がなくなり、グッタリしています。身体を休める役割をしていると考えられ、「からだの眠り」ともいわれています。夢が記憶に残るのはレム睡眠時に脳が活動しているからだと考えられます。
ノンレム睡眠 : 脳を休める役割を担っているところから、「脳の眠り」ともいわれています。脳の発達にしたがって増えるといわれ、胎児では、レム睡眠が75%と睡眠の大部分を占めていますが、新生児では50%、3~5歳児では20%前後と、しだいにレム睡眠が少なくなり、ノンレム睡眠が多くなってきます。ノンレム睡眠のもっとも深い時に成長ホルモンが分泌されることが明らかにされ、「寝る子は育つ」ということわざも科学的に実証されたといえます。
スマートウオッチの睡眠機能では、何時間寝たかということ、レム睡眠とノンレム睡眠の時間の内訳などがわかり、グラフで時間的に区切られていて、何時に深い眠りについているかなど自分の睡眠スタイルが一目で確認できます。同じ年齢層と比較して、その日の睡眠時間が長いか短いかも出てくるなど、今まで不透明だった自分の睡眠と向き合うことができています。


- 座り過ぎ通知機能
一定時間動かずにいることを通知と振動で知らせてくれます。機能のオン/オフはもちろん、動作する時間帯を指定できるので、装着したままでも煩わしさはありません。パソコンで長い時間作業していたり、夢中で時間も忘れてビデオを観ていたり、居眠り防止にも非常に重宝しています。

- 携帯を探す機能
私がかなりの頻度で利用している携帯探し。。。すぐどこかに置き忘れて気が付くときはすぐ必要なときなので慌てます。そんなとき、慌てて探さなくてもスマートウオッチが探してくれます。
本体側のメニューの「その他」から「端末を探す」を選択します。いきなり「着信中止」と表示されますが、端末を探すメニューを開いたタイミングではスマホ鳴動がOFFになるので、そのような表記が出ます。画面をタップすると、着信中の画面に切り替わり、スマホが鳴動し始めます。


まとめ
すぐ安くて良さそうなものを見つけると購入したくなり、家族には「安物買いの銭失い」と言われています。それでもコスパが良くて性能も良くて使い勝手の良いものを見つけたときの幸福感は、何にも代えがたいと感じています。
スマートウオッチの購入で一番変わったことは、自分自身の健康に対する意識の変化です。数字やグラフで見れることによって、初めて気が付くことも多く、自分の健康管理を見直すきっかけにもなっています。
元々運動は苦手で、本格的にトレーニングをしているわけではないし、第一線でバリバリ働いているわけでもないので、複雑な機能を備えたものなどいりません。操作のしやすさが一番です。こんな小さな本体から色々な数値がわかるというだけで感動してしまいます。
本体の腕時計の後ろに心拍数を読み取る機能がついていて、随時記録されていきます。個人的には血圧とか血中酸素濃度など記録されるようになると嬉しいのですが、そういう機種もすぐ出てきそうですね。
SOUNDPEATS社は、ワイヤレスイヤホーンではかなり有名で、「WATCH1」は、その会社が初めて出したスマートウォッチです。若い人たちにも関心がある製品と聞き、口コミも良かったので購入しました。